| 元村有希子・田中泰義's profile理系白書ブログBlogLists | Help |
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May 29 プラネタリウムバー元村です。
日曜日の午後、プラネタリウムバーなるところに行った。場所は東京・白金のプラチナ通り。
聞いただけで、ずいぶんとおしゃれじゃないですか。
予想を裏切らず、内装もおしゃれだった。以下はその報告。
私が行った理由は、「カガクノトビラ」という団体のイベントに誘われたからである。
このバーには、天井に直径3~4メートルのドームがあり、本格的な投射器材もそろっている。
普段の営業でも、星の番組や「銀河鉄道の夜」などの映像を流しているようだ。
宇宙の話を聴きながら一杯やる、というのは個人的にも大好きである。
天文に関してはドシロウトだが、その分、いろんな話を聞いたり見たりするのは好きだ。
お酒でくつろぎながら、なんて最高ではないか。
そういえば、国立天文台が三鷹市で開いている「アストロノミーパブ」にも、構想段階から勝手に異様に盛り上がって、メニュー案を作ったりした。
(ごく一部が実現した・・・らしい)
イベントには10人ほどが参加していた。
みんな星が好きそうな感じの人たちである。
ところが、投影が一段落して、カガクノトビラのナビゲーターをしている歌い手さん(女性)のミニライブに移ると、お客さんの2人が「おっかけ」に変身した。
一番近いところに陣取って、ひたすら彼女をビデオに撮っている。ファンなんだと思うが、曲が終わっても拍手をしない。拍手で画像が乱れるからか。
いわゆる「おっかけ」というのを初めて間近で見た。
ライブの後には、彼女と司会者が宇宙について語るトークセッションもあって、楽しめた。
おっかけの人はそこでもじーっと撮影していた。
今度は夜の営業時に行ってみよう。
デートによさそうですよ。 April 26 地球外生命、キットカット元村です。きょうの東京はとっってもさわやかな一日。
お天気だけでなく、ちょっとわくわくしているのである。
朝刊に載っていたこのニュース。地球とよく似た惑星が、20光年先に見つかったのだと。
直径は地球の1・5倍、表面温度はセ氏0~40度。赤色矮星の周りを公転周期13日で回っている。
岩石でできていて、水がある可能性もあるそうだ。
なんか、生き物がいそうじゃあーりませんか!
光速で向かっても20年かかるから、現地探査はちょっと難しいかもしれないが。
そういえば、地球外生命を探している研究者のサイエンスカフェに参加したとき、ある参加者がこう尋ねた。
「本当にいたら、どうしますか?」
そしたらその研究者はこう答えた。
「いたんだ!よかった!と思いますが、接触とか交信をするかどうかといえば、私はしないと思います」
相手にとっては、こちらも「宇宙人」だから、お互いに「この宇宙のどこかに、命がある」と思いながら暮らすのが、いちばん平和なのかもしれない。
昨夜は神楽坂の古い日本家屋を改造した居酒屋に、気心の知れた人たちで集まった。
ちょうど1年前、ブリティッシュカウンシル主催の科学コミュニケーションセミナー@エジンバラに参加したのだが(ご存知ない方は昨年4月のエントリをご覧下さい)、その「同窓会」である。
その席で、イギリスへのお土産はキットカットがいい、という話になった。
イギリス人は老若男女を問わず甘いものが好きである。
キットカットは英国生まれ。でも日本のように、いろんな味のキットカットがないので、そういうのを買っていくと喜んでもらえるそうだ。
裏に日本語が書いてあるのも「cool!」なんだと。
「へえ、イギリスの人も漢字をかっこいいと思うのか」
「そうですよ。最近は漢字のタトゥーを彫る人もいます」
「え、どんなの」
「字の意味よりデザインで選ぶから、意味不明です。『緑』とか。字が裏返ってたり。『変態』ってのもあるらしい」
「わはは」
2次会は、スコットランド人のお父さんがいるHさんに敬意を表して、シングルモルトのバーへ。
個性があって楽しいんだなこれが。 February 13 若田さん&野口さん元村です。
話は飛んで・・・
国際宇宙ステーションに長期滞在するクルーに、日本人宇宙飛行士の若田光一さんが選ばれた。
時差の関係で、担当記者は朝6時から、ヒューストンと丸の内をテレビ中継で結んで会見取材。
若田さん、さすがにうれしそうである。ヒャッホー!
何せ、日本人としては最多の「宇宙飛行3回」。
しかも、日本人としては初の「宇宙長期滞在」。
宇宙飛行士になった時から、夢の一つであったはずである。
昨年には、海底滞在訓練にも参加していた。
「夢を持ち続けていればかなう、ってことを、子どもたちにも見てほしい」と語った若田さんは、感無量の面持ちに見えた。
野口さんは、若田さんの代替要員に選ばれた。
で、今朝はツーショット会見だった。
ヒューストンで取材したとき、「人が宇宙に行って帰る時代の次は、行って暮らす時代になる」と、ポジティブに語っていたのを思い出した。
あとは、出発までシャトルが順調に飛び続けてくれることだ。
NASAが日本人を滞在クルーにもってきたのは、もちろん日本実験棟「きぼう」の打ち上げも念頭に置いてのことだろう。
厳しい財政、安全性、まだまだ油断はならないが、首尾よく運んでもらいたいと思う。
過去の記事をチェックしていたら、若田さんが1回目の宇宙行きから帰ってきて、母校(九大・・・私の先輩ですよ・・・学部は違うけど)で会見した記事があった。
「トンコツラーメンが大好きなので、宇宙にも持っていきたい」と語っている。
ラーメン持参こそ、野口さんに先を越されたけれど、宇宙滞在なんだから、若田さん、「替え玉」やりましょう!
九大の先輩の偉業に喜んでいたら、午後は九大の人とミーティング。
お土産に「いも九」を持ってきてくれた。
九大生協と地元のお菓子屋さんが共同開発した、おいものパイである。
いも九の由来は、「いもQ」さんにでも答えていただきましょうか(笑) December 16 小杉さん安らかに元村です。
あす(いや今日か)16日午後7時から、NHK教育テレビで「サイエンスZERO」という番組がある。
この回のゲストは、JAXA宇宙科学研究本部の小杉健郎教授。
9月23日、M5ロケットのラストローンチで打ち上げた太陽観測衛星「ひので」のプロジェクトマネジャーである。
ただ彼はもうこの世にいない。
11月26日、ほんとうに突然亡くなってしまった。
翌日には、「ひので」の観測成果に関するはじめての記者会見を予定していた。
番組の収録は、亡くなる2日前の24日のことだ。
当初から、放映日は12月16日と決まっていたのだけれど、残念なことに、追悼番組になってしまった。
NHKとしては、訃報を聞いて放映するかどうか迷ったそうだ。
ご家族が「私たちも楽しみにしているので、放映してほしい」とおっしゃったので、放映が決まった。
小杉さんは「ひので」だけでなく、「ようこう」という衛星でも責任者を務めた。
この「ようこう」、とってもいい成果をたくさん残している。
たぶん、多くの人が理科の教科書などで見たことがあるだろう。太陽の黒点の移動を刻々と映した画像など、何万枚もの画像を写した。
設計寿命は3年だったが、それよりはるかに長い11年あまり働いて、04年に引退した。
その時に小杉さんに取材させてもらったが、研究者らしく? 淡々と、でも愛情を込めて、衛星の働きぶりについて語ってくれた。
「太陽の活動周期(11年)の間働き続けてくれた衛星は世界のどこにもありません」と、誇らしげだった。
記事は削られてすごく短くなってしまったが、その印象が残っていたから、訃報を聞いて驚いた。
人の一生って、いつ終わるかは誰にも分からない。
だから、一瞬一瞬をきちんとくいのないように生きるほうがいい。
小杉さんは、衛星を打ち上げて、あとは宇宙から後輩の働きぶりを見守るのだろう。
時間のある方、ぜひ見ていただきたいと思います。 October 18 オーロラspaceglowさま
ヤスです。
ありがとうございます。地球物理ではないのですが、物理系の先生でした。
オーロラの写真拝見しました。本当にありがとうございます。感動が伝わってきます。自然はいいですね。オーロラは風景と一緒に撮影するのが難しく、私は失敗の連続でした。それでもロケットの打ち上げとオーロラが一緒にとらえることができた写真が一番の苦心作で、その写真(当時はまだデジカメではないので、添付できませんが)を、アメリカの研究者に提供したら、半年ほどしてナショナル・グラフィックがオーロラ特集に使いたい!!という申し出があってびっくりしたことがあります。が、最終的に採用されませんでした。。。。。
ところでアラスカでは、すでに来年のオーロラカレンダーが発売されています。私は毎年、購入しています。38平方メートルの小さな部屋に、自身の作品とともにこのカレンダーが飾ってあります。仕事の疲れを癒してくれます。カレンダーの写真自体は私の好みに合わないのもありますが、ロマンチックにかかれている写真説明は英語の勉強になります。
この会社は作品を募集しており、日本人の写真もたまに採用されています。このブログをごらんの方もいかがでしょうか。
なお、私はこの会社とは何の縁もありません。そして、本物を見た感動にはどうしても届きません。
September 09 シャトルやきもきなかなか飛ばない・・・スペースシャトル「アトランティス」。
昨夜も待機していたのだが、打ち上げ1時間前を切ったところで延期となった。
きょうが最後のチャンス。打ち上げ予定時刻(日本時間)は、日付が変わって10日午前0時15分。
ロケットというのはいつ打ち上げてもいいわけではなくて、打ち上げ窓(ウインドウ)という期間内に打ち上げないと、効率的に地球周回軌道に乗せられない。
スペースシャトルの今回の打ち上げウインドウのお尻(期限)は、現時点では9日である。
つまりきょうの打ち上げを逃すと、次のウインドウが来るまで待たなくてはいけない。
次は10月である。
NASAは2010年にシャトルを引退させると言っている。
それまでに宇宙ステーションを組み立てたり、いろんなDUTYをこなすためには順調な打ち上げが必須なのだ。
昨日のトラブルは、野口聡一さんが昨年巻き込まれたのと同じ、燃料タンク内の液量センサーの不具合。
燃料が少なくなったことをこのセンサーが検知して、エンジンを止める指令を出す。早く作動してしまうと高度不足、作動しないとエンジンが焼ききれて爆発、という事態にもつながる。
ただ、4つあるうちの1つがトラブッても、規則上は打ち上げられる。前回はエイヤで打ち上げた。今回は期限が迫っているから、点検も時間との戦いだ。
何千もの部品を調べて、可能性をつぶしてく整備の人たちの苦労も並大抵ではないけれど、クルーも緊張感を持続するのは大変そう。
そうこうしているうちに、日本でも打ち上げだ!
H2Aが10日午後、種子島から飛び立つ。
新聞社は日曜日が休刊日なのだが、気が抜けない。
9月はM5の最後の打ち上げも控えている。宇宙の話題が満載。 August 17 シャトル&惑星お盆は普通、暇なものだけど、今年は毎日、何かがある。
首都停電に紀子さま入院。きのうから今朝にかけては、宇宙関連の話題が重なった。
まずは国際天文学連合の総会で、惑星の定義案が示されたというニュース。
もし24日に可決されたら、太陽系の惑星は現在の9個から12個に増えるそうだ。
小学生のとき、水金地火木土天海冥・・・と覚えたけど、ちょっとややこしくなるな。
火星と木星の間に「セレス」、冥王星の先に「カロン」と「2003UB313」(いずれカタカナ名がつくだろう)が加わる。
ちなみに、水星から海王星までは「古典的惑星」というグループになるそうだ。
冥王星、仲間に入れず。ちょっとかわいそう。
ただ、定義案を練る過程では、小さな冥王星を惑星にとどめておくための配慮もなされたそうだ。
今朝(きょう未明)、NASAがスペースシャトルの打ち上げ日を発表。
アトランティスが8月27日(日本では28日早朝)、宇宙ステーションを組み立てに飛び立つ。
順調に行ってほしい。
July 31 2020年月面着陸もう7月も終わり。今月はとても早く過ぎた。
きょうは夜勤である。
JAXAが2020年に日本人を月面に着陸させる、という構想を発表した。
14年後といえば私もまだ「現役」。ちょっとわくわくするなあ。取材してみたい。
先日、発信箱に書くために、過去の新聞を調べた。アポロ11号が月面に到達した1969年7月21日付け夕刊は圧巻だ。
「いま月を踏んだ」
と、ぶち抜き2段トッパン(専門用語でごめんなさい)。テレビの中継画面を撮影したボケボケの写真を7段(一面の半分ぐらいの大きさ)でドカンと載せている。
そういえば昨年、ジョンソン宇宙センター(ヒューストン)で月への挑戦を振り返るフィルムを見ていたら、月面着陸を報じる各国のフィーバーぶりを伝える中で、日本からは毎日新聞の、この1面が紹介されていた。
14年後、月面着陸が実現するとして、日本のマスコミはどんなふうに報じるのだろう。
もっともその頃には、NASAが火星に人を送り込んでいたりして。 July 17 お帰りシャトル22時15分、シャトルはケネディ宇宙センターに無事着陸した。
よかった。
国際宇宙ステーション計画にとっても、日本が打ち上げようとする実験棟「きぼう」にとっても、とりあえず朗報だ。
大事なのはこれからも、きちんと順調に飛ばし続けることだけれど、一方でシャトルの老朽化対策はどんどん厳しくなる。
ステーションを完成させたあと、どう活用するかも大切な課題だ。
日本だってたくさんの税金を投入しているのだからね。
さて、きょう締め切りの「発信箱」を仕上げよう。 シャトル順調シャトル着陸まであと12分足らず。
大気圏突入までのブラックアウト(通信途絶)の間も、トラブルはなかったようだ。
あとはフロリダの天候が味方してくれるのを祈ろう。 シャトル軌道離脱どきどき。
スペースシャトル「ディスカバリー」は、きょうの帰還を決定した。
地球の周りを回る周回軌道からの離脱を始めた。徐々に高度を下げて、あと20分もすれば、大気圏に突入する。
フロリダ・ケープカナベラルへの着陸は、いまのところ日本時間10時14r分の予定。
03年のコロンビア事故は大気圏突入から16分後に起きた。
翼に穴が空いていたのを軽視したのが原因だった。
1700度ぐらいに加熱した空気がその穴から入って、爆発したのだ。
今回は入念な点検によって、機体への大きなダメージはないと確認されているから、その心配はしなくてよさそうだ。
安全、と分かっていても、帰ってくるときは本当にどきどきする。
NASAテレビを横目で見ながら、作業している。
インドネシアではM7.2の地震が起きている。津波で犠牲者も出ているそうだ。 シャトル帰還へ今夜、シャトルが帰ってくる。
何も問題がなければ、日本時間の今夜22時過ぎ、フロリダに着陸予定。
現地にはW記者が行っている。昨年、野口さんミッションを一緒に取材した仲間だ。
昨年は、予定日には着陸しなかった。1日待った末、フロリダ上空の天候が悪いという理由から、カリフォルニアのエドワーズ空軍基地に降りたのだった。
シャトルにそれほど興味がない人のために。
シャトルは一回大気圏に突入したら、あとはグライダーのように降りていくだけだ。
航空機のように、再上昇はできないから、天候の判断もそうだけど、パイロットの腕前もとっても大切なのだ。
何事もなく、無事に帰ってきてほしい。
待機を兼ねて出社。
その前に、タイ料理を食べてきた。
この店はタイ人が経営している小さな店だけれど、お昼は1000円でバイキングをやっている。
バイキングなのに手を抜いてない。バイキングといえば必ずいる「おばさまグループ」がめったにこないのもありがたい。
私のお気に入りは、タイカレー麺。
本当はトムヤムクン風スープをかけて食べるために置いてあるゆでたそうめん(のような細麺)に、私はタイカレーをかけてたべる。このカレー、大根と鶏肉が入っていて美味なのだ。
そのほか、野菜たっぷりのおかず、タイ風さつま揚げ、ひき肉のサラダなど8~9種類はある。
タイ米のごはんとおかず数種類をお皿に載せて、味がしみこんだところをスプーンでわしわしと食べるのもいい。
タイ料理を食べるとなんだか元気が出る。 July 05 ディスカバリー宇宙へスペースシャトル「ディスカバリー」が無事、打ち上げられた。
日本時間の5日午前3時38分過ぎ。
私は自宅でNASA-TVで見守った。
残る9分のカウントダウンも滞りなく進行。
ブースターに点火されて、シャトルは青空を切り裂くように、上っていく。
固体ロケットブースターも2分で切り離された。
8分後には、外部燃料タンクもきれいに分離して、オービター(機体)はメインエンジンをふかして視界から消えていった。
この場合の視界は、外部燃料タンクに取り付けられたカメラの視界である。
ほっ。
NASA-TVは「独立記念日のお祝いだ」と言っている。
米国は7月4日。
昨年はディープインパクトでお祝いした日だったが、今回のお祝いの方が穏やかでよろしい。
いまのところ、落下物とかトラブルはなさそうだ。
もし機体に傷があれば、軌道上でカメラが見つけてくれるだろう。
とりあえずよかった。
ヒューストンで見守っている土井さん、若田さん、野口さん、そしてこれから飛ぶみなさん、Congratulations! July 04 こんどは亀裂シャトルの外部燃料タンクに、5インチの亀裂が見つかったそうだ。
極低温の液体燃料を、つごう2回出し入れしている(入れ出し?)。
断熱材へのダメージがそれと関係しているのかどうか、また打ち上げに影響するのかどうか、NASAで目下検討中だという。
まあ、いずれにしても断熱材問題は、シャトルにとっては「弁慶の泣き所」。
会見が始まるのを待っているが、午前2時以降になりそうだ。とりあえず帰ろう。
・・・世間は「ナカタ引退」の方がニュースかな。 July 03 シャトル再延期やっぱり・・・。
日本時間5日午前3時28分の再挑戦が決定。
スタッフの疲労を気遣って、中1日おいた、と聞いた。
飛行士のみなさんも、緊張感を保つのが大変そうだ。
もう一眠りしよう。 July 02 シャトル延期スペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げは1日延期された。
天候のせいだって言ってるなあ。
打ち上げ4時間前に、部品の異状が見つかったようだが、それは克服したらしい。
現地に詰めているW記者が、時々刻々とメールで知らせてくれた。
1年前、蚊に刺されながら空を見守ったのを思い出した。
二度寝しよっと。 March 16 シャトル延期5月に打ち上げる予定だったスペースシャトル「ディスカバリー」、異常が見つかって7月以降に延期された。
NASAによると、外部燃料タンクの底にある、燃料の量を感知するセンサーに異常が見つかったそうだ。
4つあるうちの1つが上手に作動しないらしい。
・・・と記事を読むうちに記憶がよみがえった。
昨年7月13日、野口聡一さんを乗せた「ディスカバリー」が打ち上げ2時間前に延期されたのも、まさにこの「外部燃料タンクの底にあるセンサー4個中1個の動作不良」だった。
前回は結局、何が異常の原因だったのか分からなかった。
タンクを分解すると、長期延期は確実だったからだ。
NASAは「実は4個中3個が作動していれば大丈夫なことになっている」と主張していた。
結果的に無事に帰還したけれど、あの時は肝を冷やした。
外部燃料タンクは使い捨てなので、前回と同じ場所で異常が見つかることは偶然だと思うけれど、偶然と言い切れない感じもするなあ。
タンクの製造プロセスから調べた方がいいのではないか。
昨年夏のエントリーをざっと読み直した。まだ1年経ってないのに、すごく懐かしい気がした。
みなさんもよかったらどうぞ。(とくに秋以降の読者の方々) January 18 H2A延期19日午前10時33分に打ち上げ予定だったH2Aロケット8号機、電子機器に不具合が見つかって延期になった。
打ち上げた機体の位置とか速度を地上局に送信する機器3台のうちの1台が、順調にデータを送信できない可能性があるという。スイッチを入れたりきったりしたら、見かけ上正常になったけど、スペアと交換するそうだ。
「電気系の不具合というのは、一度起きた不具合を再現するのが難しいことがままあるので、原因が分かるかどうかは分からないのですが、工場に送って調べます」とJAXAの担当者。
それを聞きながら、ディスカバリーの打ち上げ延期(7月13日→26日)の原因になった、燃料タンクセンサーの不具合のことを思い出した。
有人と無人、システムの複雑さなどレベルは違うが、あれも結局、どこが悪いか分からないまま、えいやと打ち上げたのだった。
アポロ計画でも(うろ覚え)、宇宙で不具合が起きて、切羽詰ってクルーが機器をたたいたら正常に戻ったってエピソードがあったような。テレビとかラジカセとかも、よく叩いて「直す」けど、あの科学的正統性ってどれぐらいあるのかしら。叩くことに意義があるんじゃなくて、微妙な配線の不具合とか、邪魔になっていたホコリが取れたりして元に戻るんだろうなあ。
会見ではさすがに「叩いてみましたか」とは聞かなかった。でもまあ、事前に分かってよかったなと思う。記者はそろそろ現地入りするタイミングだ。わが部の大場記者も、きょう現地入りの予定で、福岡まで着いていた。打ち上げ日は早くて21日以降。さて、戻るかとどまるか。
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December 14 はやぶさ朝はJAXAに直行。はやぶさの今後について、プロジェクトマネジャーの川口淳一郎教授らが会見した。
イトカワに2度着陸した「はやぶさ」の帰還が、予定より3年遅れて2010年6月になるという。
いまは、エンジンの調子が悪くて、イトカワの近くで首振り運動をしているらしい。
姿勢が安定するのは来年の2月ごろ。そこから徐々に復旧作業に入り、うまくいけば07年2月にあちらを出発する。
最悪、化学エンジンが壊れても、イオンエンジンでゆっくり帰ってこれるそうだ。ただしイオンエンジンに故障が生じない限り、ですよ。
それにしても、3億キロ向こうで頑張っているはやぶさ、けなげである。
けなげ、というのは、JAXAの的川執行役の表現で、私も共感する。
的川さんはこういう情緒的な表現もうまい。的川さんの書いた評伝などはプロはだしだと思う。
会見には的川さんも来ていた。隣で淡々と説明する川口さんとは好対照である。
その川口さんも、熱いものをうちに秘めた人だ。
会見では、はやぶさのミッション延期が、あとの衛星ミッションに影響しないか、とか、財政支援のめどはあるのか、とか、そういった質問も多く出た。
2010年か。私はどこで、何をしているだろう。
待ってるよ、はやぶさくん。 November 26 はやぶさ大金星探査機「はやぶさ」、小惑星イトカワに無事、二度目の着陸。試料採取装置の作動も確認して、ひとまず所期の目的は達成。
「成功!」とJAXA側が言わない限り、こちらも「成功!」と打ちにくいのだが、これは喜んでいいタイミングだろう。
で、夕刊各紙はこの快挙を一面アタマで扱った。
夕刊で大きいニュースが起きるのは、痛し痒しである。
一つには夕刊の購読者が減っているので、ウェブ以外では読んでもらえないこと。一つには、じっくり取材する余裕が限られることだ。
1回目の着陸挑戦の時ほどではなかったが、相模原の宇宙研究本部はドタバタしたようだ。詳しいことは松浦晋也さんのブログをどうぞ。
ともあれ、出発前からわくわくして、到着してわくわくして、これから2年間、帰ってくるまでわくわくできる。「はやぶさくんありがとう」という気持ちである。
ところできょうは、大相撲で朝青龍が前人未到の7連覇。はやぶさも前人未到だが、世間的には相撲のほうが強かった・・・。
社内の紙面争奪合戦は、科学部が一歩譲った。
優勝を決めた後、「社内で7連覇を喜ばない唯一の人々」とからかわれたのは我々です。
相撲を意識したわけではないだろうが、永山記者は「はやぶさの大金星」と書いてきた。
きょうは午後に1本取材。原稿を1本書いた。
先週末もはやぶさで出社だった。明日も仕事。 |
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