元村有希子・田中泰義's profile理系白書ブログBlogLists Tools Help

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    June 24

    Moonlight Mile

    元村です。今夜は夜勤。
     
    午後、取材を一つ済ませて出勤したら、机の上にでっかい紙袋が乗っている。
    中を見たら、漫画とDVDが入っていて「ぜひご覧下さい」とポストイットが貼ってあった。
    ははーん、これか。
    今月28日、ある試写会のトークショーに私は出る。
    しかし私はその作品についてまったく予備知識がない。「資料があったら届けてください」と、社内の主催事務局に頼んでおいたのだ。
    MOONLIGHT MILE という漫画が原作で、それがDVDとして発売されたのだという。
    宇宙ものだからか、私にお鉢が回ってきた。
    f原作を読み始めたらおもしろくて、13巻読破。
     
    主人公は猿渡吾郎って日本人と、ロストマンというアメリカ人だ。
    かつてのザイルパートナーなんだけど、最高峰を軒並み制覇し、「次は宇宙で会おうぜ」って別れる。
    その2人が宇宙で出会うまでの紆余曲折を描くスペースヒューマンドラマといったらいいか。
    さらに宇宙開発競争のきなくさーい一面をうまく絡めている。
    全体として、なんつーか「男臭い!」のだけど、日本の宇宙開発事情もけっこうリアルに描いていて、科学記者としては興味深く読んだ。
    ここの読者諸氏にもファンがおられることだろう。
     
    ひょっとして、宇宙飛行士のみなさんも、こういうのを読んでるのかな?
    「アポロ13」とか「スペースカウボーイ」「ライトスタッフ」は定番らしいけど・・・・。
    おかげで雑用は片付かず。でもこれも重要な「ミッション」なので許してもらおう。
     
    さてさて、あすは久しぶりの休日。進んでない原稿書きを頑張ろう。
    May 20

    動物と対話?

    元村です。
     
    ヤスが地球交響曲を聴きに行っていたころ、私は動物とヒトとの写真展を観に行った。
    お台場で6月下旬まで開かれている「ノマディック美術館」。ノマド=遊牧民、が名前の由来だ。NY、サンタモニカ、そして東京と世界を巡回している最中である。
    作者はグレゴリー・コルベールというカナダ人カメラマン。人間と動物とが一つのフレームに納まっているアートに取り組んでいる。
    例えば、うずくまる大きなゾウと、その前に座って読書をする少年。
    オランウータンに腕を預ける女性。
    ゾウの鼻と戯れる少女。
    砂漠の風に吹かれながら、遠くを見つめる祖母と娘と孫とヒョウ。
    クジラと一緒に泳ぐコルベール本人。
    よほど馴れていなければ近づけない距離で、人と動物とがおだやかに存在していることに驚かされる。
    対話?というより、心が寄り添っているという感じだ。
    写真はデジタル処理をしていないもの。和紙にプリントされ、ざらっとした粒子感がとてもいい。
    まあこれは一度ご覧になるのが一番いい。
     
    「人間と動物との共存!」的なスローガンは一切ないけれど、ああそうだ、ヒトも動物だと気づかされる展覧会である。
    展示もさることながら、会場もおもしろい。コンテナを積み上げて外壁を作り、テントを張っている。
    会期が終わればコンテナは従来の仕事(輸送)に戻るというわけ。
    建築家、坂茂氏の作品。外と中の雰囲気のギャップも楽しめる。お台場の、観覧車の下ですよ。写真はその全景。
     
    おまけは、福岡で食べたレストラン「B」の、花ズッキーニの一皿。花の中には帆立のすり身が入っている。
    前菜の桜鯛のカルパッチョ(少しスモークしてある)も、カレーもとてもおいしかった。
    東京に帰ってウェブをチェックしたら、ワインがすごいお手ごろ価格でびっくりした。コースも良心的な価格である。
    佐賀市の老舗フランス料理屋の福岡店だそう。ご近所の方、お試しあれ。
    April 14

    駅のカレー屋

    元村です。週末だけど早起きして作業中。
     
    きのうは上野→お台場→乃木坂→会社→池袋、と移動。
    上野では、国立科学博物館の旧本館が「日本館」としてリニューアルされたので、その記者向け内覧会に参加した。
    (一般向け公開は17日からです)
    クラシックなたたずまいはそのままで、展示方法を一新している。以前より格段に魅力的になった。
    あとで教えてもらったのだけど、この旧本館、飛行機の形を模して設計されたそうだ。
    たしかに展示スペースが細長く、「南翼」「北翼」と表示されている。
    人気者のフタバスズキリュウも、帰ってきた。
    以前はスペースの都合もあって、長い首をかなりかしげていたのだが、「今度は広くなったので、かしげ方が小さくなりました」だって。うふ♪
    忠犬ハチ公の剥製にも対面。前からいたらしいが、私は初めてみた。意外に大型でびっくりした。
    というわけで、楽しいので、みなさん行ってみてください。
     
    お台場に移動する前に上野駅の構内で昼食を食べた。
    なんとなく改札を入ったときから、私の中では「カレーを食べる」と決まっていた。
    駅で早く済ませる、といえばカレーでしょ!(いや、そばもある)
    カレー屋を見つけ、食券を買い、込み合う店内で椅子を見つけて座って気づいた。
    男ばっかり・・・・。
    50席ぐらいの店でカレーを黙々と食べているお客さん全員が男性だった。
    そういえば、牛丼屋とかラーメン屋とか、安い早いうまい系の店は、たいてい男性客で占められている印象がある。
    駅のカレー屋も、男性密度が高い場所らしい。
    ちなみに、私の隣にやってきた男性は、カツカレーが来るやいなや、右手のフォークでカツをグサリとやってもりもりと食べ、左手のスプーンでカレーをわしわしと食べていた。
    おお、いさましや二刀流。
    私より遅くきて、大盛りのカレーを4分ほどで平らげ、私より早く出て行った。
     
    写真は「日本館」の天窓のステンドグラス。
     
     
    March 28

    プチ花見

    元村です。
     
    暖かい陽気のきょうは花見日和。皇居のお堀のそばにある毎日新聞社周辺には、普段みかけないような人たちがたくさん歩いている。
    つまり家族連れ、奥様グループ、リュックを背負ったシニアグループなどなど・・・
    この周辺では千鳥が淵の桜がよく知られている。
    朝刊の天気予報を見てみると、なんと週末は「雨」だという。
    思い立って、同僚3人で花見に出かけた。
    ・・・といっても、普段は机で食べる昼食を、桜を見ながら食べようじゃないのというささやかなものである。
     
    夕刊が終わるや、地下のお寿司屋さんに散らし寿司弁当を作ってもらい、社外へ。
    国立近代美術館前のだらだら坂を上って北の丸公園を抜け、千鳥が淵を見下ろす場所に出た。
    桜は5~7分咲きといったところ。
    ベンチにこしかけて食べる弁当は、いつもにも増しておいしい気がする。
     
    「なんかのんびりするねえ」
    「そうですねえ」
    「あたしら、どういうグループに見えるだろうねえ」
    「退職を控えた中小企業常務とその秘書、社員って感じですか」
     
    食べ終わって千鳥が淵をぼんやりと見ていたら、その「常務」級の後輩が「あれ?」という。
    「あのボート、後ろに進んでますね」
    女性3人が乗ったボートだが、こぎ手が前のとんがった方と逆向きに進むよう、懸命にオールを動かしている。
    水の抵抗をもろに受けて、苦労している。
    「バックしてるんじゃないの」としばらく見ていたが、どうやら前後の区別がついていなかったようだ。
     
    1年に1度、1時間ほどのささやかな散歩。みなさんもいかが。
    ちなみに、プロフィルの写真の桜は、東大・安田講堂前の枝垂桜です。
    October 12

    がんば!

    ヤスです。日ハムが優勝に王手をかけた。25年ぶりのリーグ制覇とか。この勢いで行け!!
    札幌にいた2年半、札幌ドームに3回だけ応援に行った。首に新庄タオルをまき、たたくやつ(何ていうんだろう)でかなり盛り上がった。特に昨年9月、新庄がサヨナラ満塁ホームランを打って、前を走る選手を追い越したときの試合は、本当に本当に、面白く最高だった。13-12。相手はいま、プレーオフをやっているダイエーである。なぜ、優勝してほしいか。もちろんファンというのが最大の理由だが、すっかり気に入った北海道が元気になってほしいからだ。
     
    北海道は明るい話題が少ないのだ。札幌にいると気づきにくいが、それ以外のまちを訪れると、活気のなさを感じる。若者は少ない。まちの中心部もがらんとしている。北海道は自然が豊かで食べ物もおいしい。観光でくるには本当に楽しめる地域だが、暮らすとなると大変だ。完全失業率もブロック単位で最悪だ。夕張メロンで有名な夕張市は財政破たんした。北海道は全国の22%の広さ。1人でも住んでいれば、そこに電気や水道がひかれ、道路が舗装される。人口の集中度が低いので、行政の効率は悪い。行政にも住民にもいろいろ課題はある。が、1日に数えるほどしか車が通らない場所に道路がいるのかという議論になるが、ないと困るのだ。1年暮らしたアメリカのアラスカも似たようなものだ。
     
    そういえば、フィールドを対象にした研究では、すぐに論文になる結果は得にくい気がする。自然の変化を見るのは長い時間がかかる。自戒をこめ、費用対効果は高いほうがいいし、高める努力はしたい。しかし、その指標は、地域によって、分野によって違うのではないか。
    December 29

    仕事納め

    明日から正月休みに入るので、きょうが最後の出勤である。
    といっても、夕刊は年末年始でお休みなので、日曜日のように午後から出てくればよい。
     
    きょうは取材先に直行。「何もないですか」と確認の電話を職場にいれたら「ある」と言われた。
    おやおや。
    韓国ソウル大のES細胞疑惑で、今年5月に発表した論文が完全なねつ造だった、と大学の調査委員会が発表したのだ。
     
    取材を終えて帰社し、急いで解説などを書く。列島大雪で連日のように締め切りが早まっているので、のんびりできない。
    それを終えて、正月休み用のヒマネタ(それほど急を要しない話題ものをこう呼ぶ)を書いた。まとまった休みに入ると原稿の量が減るので、記者たちはそれに備えて、「ちょっといい話」を取材して記事にし、休むのが慣例になっている。
     
    出勤途中の昼食は、2日ほど早い年越しそばにした。
    おいしくて、食器やインテリアの趣味がよく、接客も気持ちよいので、時々一人酒に立ち寄るそば屋である。これで年が越せる・・・はずだ。
     
    会社そのものは昨日が仕事納めだった。夜は珍しい顔ぶれの忘年会に参加した。
    私はそのメンバー全員を知っているけれど、職場が全員違うので、どの人とも飲むのは初めてである。
    宴は飲み、というよりカラオケだった。職場でカラオケにいくことはめったにないので、ほんっとに久しぶりだった。だいいち、流行歌を知らない。「大塚愛?オレンジレンジ?修二とアキラ?へ?」ってなもんである。
     
    よくわからないので、大学時代に歌っていた松田聖子や小泉今日子などの歌を選んだところ、イントロで「モトムラ!それ反則だ!」とブーイングが飛んだ。
    歌詞の内容および歌声が、実年齢および普段の言動と合わなくなっていたらしい。むむむ。
    年相応に演歌、あるいはムード歌謡、あるいはエンジニア御用達「地上の星」などを練習したほうがよいのだろうか・・・。